大阪府警察は、ホストクラブで女性客が売春をすることが相次いでいる問題を受け、ホストクラブの管理者向けの講習会を開催しました。
大阪市内では212店舗のホストクラブが営業許可を受けており、23人の管理者が講習会に出席しました。
講習では、売春防止法や職業安定法に抵触する行為や、料金トラブルの原因となる売掛金について警鐘が鳴らされました。
大阪労働局の担当者も、ホストクラブの運営方法に関し、女性客に高額な支払いをさせることにつながる売掛金に対して、「ホストの給料から天引きすることは違法である」と説明しました。
ホストクラブに特化した講習の実施は珍しいものであり、ホストクラブの存在自体は否定されていませんが、法令の遵守と適正な営業が求められています。