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ホストクラブの内装の決め方とは?コンセプトの実例や費用相場なども解説

ホストクラブの内装は、お店の経営や売上にも影響する非常に重要な要素です。

意図を持って設計すれば経営上の強みとして活かせるため、多くのホストクラブが手間や時間をかけて内装にこだわっています。

高額の費用をかけて内装工事をするなら、少しでも経営のプラスに働く内装にしたいと考えるのは当然でしょう。

この記事ではホストクラブの経営者に向けて、内装の決め方について解説しています。

実在するホストクラブのコンセプト・デザインの例や内装費用の相場もご紹介しているので、内装を検討する際の役に立つはずです。

ホストクラブの新規出店や独立を考えている経営者の方は、ぜひ本記事を参考に内装を考えてみてください。

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目次

ホストクラブの内装の決め方

ホストクラブの内装の決め方をご紹介します。

決めるにあたって調査の手間や時間はかかりますが、経営を見据えるなら労力を惜しむべきではありません。

内装は決まった後に簡単に変えられるものでもないため、設計段階で丁寧に向き合って検討してみてください。

まずは店舗のコンセプトを決める

内装を決めるにあたって、まずは店舗のコンセプトを決める必要があります。

なぜなら店舗のブランドイメージとなるコンセプトは、内装で表現できるからです。

もしコンセプトと分けて考えた場合、意図したコンセプトが顧客に伝わりづらく、他店との差別化を図れないという懸念が考えられます。

そのため内装は、コンセプトに沿って考えるのが鉄則です。

ちなみにコンセプトは、以下の3点を踏まえて検討すると良いでしょう。

  • グループの理念
  • 顧客のニーズ
  • 競合にない独自性

グループ店であれば、グループの理念から乖離しないように決める必要があるでしょう。

また顧客が魅力に感じるコンセプトでなければならないのは前提として、差別化を図るには独自性も重要です。

ターゲット層に合わせる

年齢層や収入など、ターゲット層に合わせて内装を検討するのも重要です。

例えば大学生をはじめとした比較的若めの女性がターゲットであれば、SNS映えを狙ったデザインにするのもありでしょう。

また経営者や芸能人といった富裕層をターゲットにするなら、落ち着いた雰囲気や高級感のある内装が好まれる傾向です。

例に挙げたように、自店のターゲット層に合わせてニーズを満たせるかという観点からも検討してみてください。

コンセプトを表現する

内装デザインは店舗のイメージに大きく影響するため、コンセプトを表現して顧客に伝えるのに効果的です。

デザインだけでなく素材や配色にもこだわり、コンセプトが来店した顧客にも伝わるような内装デザインを考えましょう。

上手くコンセプトを表現できれば店舗のブランディングにも繋がり、差別化を図れるはずです。

女性目線を意識する

ホストクラブの内装を決める際は、女性目線を意識する必要があります。

前述した「ターゲット層に合わせる」のと考え方は同じです。年齢や収入はさまざまですが、基本的にホストクラブの顧客は女性という点が共通しています。

そのため女性目線を意識した内装にすれば、顧客のニーズを満たせるというわけです。

例えば女性は「ラグジュアリーさ」を好む傾向にあり、内装に落とし込みたいと考えたとします。

その場合は店内の配色として金色を多めに散りばめたりシャンデリアを飾ったり。

また大理石やガラスといった高級感のある素材を使うことで、ラグジュアリーさを演出できるでしょう。

女性から見て魅力的かつ居心地の良い内装であれば、満足度も向上し売上に繋がるはずです。

人気店を参考にする

成功事例として、人気店の内装を参考に調査してみてください。

例えば、自店と系統が似たコンセプトやターゲット層が近い人気店などに焦点を当てると良いでしょう。

コンセプトを表現するためにどういった工夫を取り入れているか、内装はどこまでこだわっているかなど、参考になるポイントは多々あります。

特に内装が話題になっていたり、莫大な工費をかけていたりする店舗はチェックしておきましょう。

ただし参考にした店舗と酷似してしまうと独自性がなくなってしまったりトラブルのもとになったりするので、アレンジするのは大前提となります。

またホストクラブだけでなく、メンズコンカフェやボーイズバーなどホストクラブと似たサービスを提供している業種も参考の対象です。

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働きやすさを損なわないようにする

内装を決めるにあたって、ホストの働きやすさが損なわれないように設計するのも重要です。

例えば、コンセプトを表現するために設置したオブジェの影響で、通路が通りにくくなったり客席数を減らさなければならなくなったりするのは避けなければなりません。

また照明・スポット・BGMなどの店内の演出を管理を担うDJブースは、店内全体を見渡せる配置かつキャッシャーと隣接させて連携が取れるように設計するといった具合に、業務効率の面でも配慮が必要でしょう。

内装を優先した結果、経営の妨げになってしまうような事態に繋がらないように注意してください。

ホストクラブのコンセプトと内装デザイン例

実在するホストクラブを取り上げて、コンセプトと内装デザインの例をご紹介します。

紹介するホストクラブは、いずれも業界で有名な人気店です。内装を決める際の参考に、チェックしておくと良いでしょう。

『MIST』

引用:MIST 公式求人サイト(https://lcolle-recruit.jp/mist/)

『MIST』は、30店舗以上展開している業界トップクラスのホストグループ「L’s collection(エルコレ)」が運営しているホストクラブです。

2022年5月に新宿歌舞伎町でオープンした店舗で、総工費は3億円超え。著名なデザイナー集団とコラボをしたという内装が話題になりました。

コンセプトは水の都として有名な「ヴェネツィア」で、内装のテーマは「水」。

全体的に「青」を基調とした配色になっており、オブジェや照明は青色が多いほか、水槽や大量のアクアランプがインテリアとして設置されているのが特徴的です。

店内は異色の雰囲気に包まれており、まるで“水天一碧の城郭”のようだと称されています。

『TOP DANDY』

引用:TOP DANDY 公式サイト(https://topdandy.jp/firsttime/)

『TOP DANDY』は、業界最大手とも言われているホストグループ「groupdandy(グルダン)」を代表する店舗。

創立25年を超える老舗で、グループ内でもトップの売上を誇る名実ともに業界最高峰に位置するホストクラブです。

在籍しているホストも超一流ぞろいで、「覇者の城」とも呼ばれています。

そんな同店の内装は光を基調としており、ラグジュアリーな装飾と相まって落ち着いた雰囲気が溢れています。

また業界では珍しい円形をデザインしたつくりは、闘技場や劇場をイメージしているそうです。

男性の熾烈な競争が繰り広げられるホストクラブにはぴったりの内装でしょう。

『金夜叉~ZERO~』

引用:金夜叉~ZERO~ 公式求人サイト(https://lcolle-recruit.jp/kinyasha-zero/)

新宿歌舞伎町で営業している『金夜叉~ZERO~』は、2021年12月にオープンした「L’s collection(エルコレ)」に属するホストクラブです。

同店のコンセプトは、“金色の聚楽第(じゅらくてい)”聚楽第とは、かつて豊臣秀吉が威厳を示すために京都に建造したとされる豪華絢爛な城郭風の邸宅のことです。

総工費4億円をかけたという内装は、まさに金色の聚楽第を体現しています。

金色を基調とした荘厳なインテリアを中心に、龍のオブジェや屏風といった和を感じさせる内装デザインが特徴的です。

『SMAPPA! HANS AXEL VON FERSEN』

引用:SMAPPA! HANS AXEL VON FERSEN 公式サイト(https://www.smappa.net/shop/fersen/)

『SMAPPA! HANS AXEL VON FERSEN(スマッパ・ハンス・アクセル・フォン・フェルセン)』は、「一流のおもてなしをお客様にお届けする」というコンセプトのホストクラブです。

パリのヴェルサイユ宮殿をモチーフにしたという内装で、店舗の中心には時間で照明の色が変わる大きなシャンデリアがあるのが特徴的。

さらに店内には西洋風のソファやチェック柄のデザインなどが見られ、宮殿のような気品さが漂う空間になっています。

ホストクラブの醍醐味である非日常感が、内装の効果もあってより感じられるでしょう。

『CANDY』

引用:CANDY 公式求人サイト(https://host-candy.jp/about/)

CANDYは、ホスト業界の中でもトップクラスの大箱店。総面積はなんと140坪で、総工費3億円をかけたというホストクラブです。

コンセプトは宝石の中でもトップクラスの存在である「ダイヤモンド」。コンセプトカラーは上品さや優雅さを演出する「ボルドー」です。

ダイヤモンドの形をした照明やガラス素材でできたモニュメントなどが店内に散りばめられており、お店全体が宝石箱のようなデザインになっています。

また某テーマパークを参考にしている部分もあり、12時で停止した時計・数千本のバラ・ガラスの靴が飾られていて、ロマンティックな一面があるのも同店の特徴です。

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内装に力を入れるメリット

内装はこだわればこだわるほど工事費用がかかります。

しかしホストクラブでは内装による経営上のメリットも大きいため、出費の削減を優先しすぎると結果的に損をしてしまうということも考えられます。

内装に力を入れるメリットを紹介するので、しっかり把握したうえで判断するようにしましょう。

集客力が向上する

内装によっては、集客力の向上に期待できることがメリットとして挙げられます。

非日常感が醍醐味でもあるホストクラブにおいて、ユニークな内装は顧客が店を選ぶきっかけにもなります。

せっかく足を運ぶなら、質素で特徴のない店舗よりラグジュアリーさや独特な世界観が感じられるホストクラブの方が惹かれるのは当然でしょう。

加えて写真映えする内装はSNSやネット上で拡散されやすく、多くのユーザーの目に留まるきっかけにもなります。

また自然発生した口コミというのは広告よりも信頼度が高く、実客に結びつきやすい傾向です。

そのため内装が顧客に選ばれたり拡散されたりするきっかけになり、客数の増加に期待できるのであれば、大きなメリットと考えられるでしょう。

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利用客の満足度が向上する

ホストクラブにおいて内装は付加価値であり、力をいれることで利用客の満足度向上に期待できます。

なぜなら店舗の雰囲気や居心地の良さは、接客にあたる内勤やホストだけでなく内装も影響するからです。

例えば暗めな照明や重厚感のあるインテリアからは落ち着いた印象を受けるし、日常ではなかなか見ないような豪華絢爛な空間はいるだけでも楽しい気持ちになるでしょう。

もちろん個人によって受け取り方は異なりますが、内装によって雰囲気や居心地が良いと感じてもらえたら、顧客の自店に対する印象は少なからず良い方向に働きます。

「来て良かった」という感想を抱いてもらえれば、リピート獲得にも期待できるでしょう。

ブランディングにより差別化を図れる

内装は店舗の印象を左右し、ブランディングに影響する要素です。

独自のコンセプトを表現した内装が「このお店ならでは」の価値として顧客に認識してもらえれば、競合との差別化に繋がります。

また他のホストクラブを利用しても得られない価値を構築することは、リピーターの獲得や拡散性の向上などにも期待できます。

ブランディングという観点からも、内装に力を入れるメリットは大きいと言えるでしょう。

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内装工事の費用の相場は?

ホストクラブの開業を検討しているなら、内装工事の概算費用を把握しておく必要があるでしょう。

あくまで目安になりますが、内装工事にかかる費用の相場は300万円~600万円で、坪単価にすると30万円~60万円です。

デザインや素材など、こだわればこだわるほど料金は高くなります。有名なホストクラブの中には、総工費が数億円におよぶ店舗もあるほどです。

前述した内装によって生じるメリットを享受するためにも、工事費用は多めに見積もっておくと良いでしょう。

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内装費用を安く済ませる方法

内装費用を安く済ませる方法をご紹介します。

新規出店にあたり、少しでも費用を抑えたいという経営者の方は参考にしてみてください。

ホストクラブの居抜き物件を使用する

ホストクラブの居抜き物件を使用すれば、内装費用を大幅に抑えられます。

居抜き物件なら前に営業していた設備や内装が残っているため、一から内装をデザイン・工事する必要がありません。

完全新規で設計しなければならないスケルトン物件と比べれば、かかる費用は格段に安く済みます。

またリース物件であればさらに費用を抑えられますが、既存の設備や内装に対する売却・交換の権利を持ちません。

費用を抑えつつ内装を工夫したいなら、居抜き物件を探してみてください。

相見積もりを取る

内装費用は依頼する業者によっても金額が変わるため、相見積もりを取るのがおすすめです。

安い業者を見極められるだけでなく、見積もりをもとに価格交渉をすることで費用を抑えらえます。

ただし業者の選定は、評判や施工例など質の部分も踏まえて判断しなければなりません。

費用を最優先にするがあまり質が疎かにならないように注意が必要です。

シンプルなデザインにする

デザインは凝った分だけ工数がかかり、費用が高くなります。そのため費用を抑えたいなら、内装のデザインをシンプルにするというのも手です。

内装デザインをデザイナーに依頼する場合、料金はデザイン案の修正回数に応じて高くなります。

デザインがシンプルであれば経営者とデザイナーの間でイメージを共有しやすく、修正回数を最小限に留めて費用を抑えられるというわけです。

またデザイナーに依頼せず自分でデザインする、内装で使用する塗料のカラーを絞るのも費用を抑えるポイントです。

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まとめ:内装はホストクラブの売上にも影響する重要ポイント

ホストクラブの経営において、内装は売上にも影響する重要なポイントです。

上手く設計できれば、集客力・顧客満足度の向上やブランディングにより差別化を図れるという大きなメリットがあります。

ホストクラブの新規出店を検討している経営者の方は、ぜひ本記事を参考に内装デザインを検討してみてください。

費用面だけでなくコンセプトやターゲット層などの観点も踏まえて、内装が店舗独自の付加価値になれば、経営において大きな武器になるはずです。

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