キャバクラの売上増を狙うなら、「利用客数」と「女性キャストの数と質」を上げることを考えなければなりません。
そこでカギとなるのが「広告」です。
適切な広告を出稿できれば、効率的に集客しながら良い人材も確保できます。
そこで今回はキャバクラの広告9種類と適した選び方について徹底解説!
また集客・求人別のおすすめ媒体もご紹介しますので、キャバクラの広告について悩んでいる方はぜひ最後までご一読ください。
9種類あるキャバクラ広告それぞれの特徴
オンライン広告 | オフライン広告 |
---|---|
・広告ポータルサイト ・リスティング広告 ・SEO対策 ・MEO対策 ・SNS | ・無料案内所 ・雑誌/フリーマガジン ・チラシ ・看板 |
広告効果を測定しやすい | リーチできるユーザーが多い細かいターゲティングも可能 | Webが苦手な層にもPRできる
キャバクラの広告は全部で9種類。その中でオンライン広告とオフライン広告に大別されます。
インターネット上のオンライン広告は下記のような特徴があります。
- リーチできるユーザーが多い
- 広告効果を側的しやすい
一方オフライン広告の特徴は以下の通りです。
- Webが苦手な層にもPRできる
- 細かいターゲティングも可能
以降ではオンラインとオフラインそれぞれの広告の特徴を詳しく解説していきます。
多くのユーザーにリーチできるオンライン広告は5種類
広告ポータルサイト | 様々な店舗ごとの基本情報・サービス内容が集約されたWebサイト |
リスティング広告 | ユーザーが検索した言葉(キーワード)に合わせて表示される広告 |
SEO対策 | 検索結果の上位表示させるための対策 |
MEO対策 | 地図検索で上位表示させる対策 |
SNSの活用 | Twitter・Instagram・YouTubeなどリアルタイムで情報発信できる媒体 |
誰もが当たり前のようにネット上で情報収集をするようになり、キャバクラ広告においても近年各種Web媒体を用いるのが主流となっています。
オンライン広告は競争率が激しく費用がかかるケースもありますが、オフラインと比べるとアプローチできる母数が多く見込めるのが特徴です。
ゆえに新規顧客を獲得するには、オンライン広告は必須といっても良いでしょう。
1.広告ポータルサイト
キャバクラ広告の中でもメインとなり得るのが広告ポータルサイトです。
広告ポータルサイトは、あらゆる店舗ごとの基本情報やサービス内容が集約されたWebサイト。
ユーザーはそのサイトを見てエリアごとにお店を探します。漠然と「キャバクラに行きたい」と思うエンドユーザーへのアプローチができるため、多くの人の目に留まりやすいでしょう。
とくに新規出店するキャバクラは知名度ゼロからの経営スタートとなるため、早急に実客を得るためにも、また開業時のコストを削減するためにも広告選定が重要となります。
▼キャバクラの開業資金目安と少額スタートのコツは、次の記事で詳しく解説しています。
そして、広告ポータルサイトに掲載する際ポイントとなるのが、掲載料です。
掲載料は主に月額制かつエリアによって金額に変動があります。掲載料のプランを上げれば上げるほど、サイトの目立つところに掲載できる仕組みです。
広告費はかさみますが多くの人にアプローチしたいなら、かけられる広告費を考慮してポータルサイトの掲載プランを選定してください。
当サイトでは、様々なご要望に合ったポータルサイトをご紹介しております。掲載を検討されている方は、お気軽にご相談ください。
2.リスティング広告
リスティング広告は、ユーザーが検索したキーワードに連動して検索画面に表示されるテキスト広告です。
リスティング広告の最大の特徴は、上位表示されやすいこと。特定のキーワードを検索した潜在層にアプローチでき、漠然と興味がある顧客の獲得が期待できます。
キャバクラの場合なら「エリア名 キャバクラ」と検索しているユーザーへアピールが可能です。
リスティング広告はキーワードに対して入札(1クリックで何円支払うか)を行うため、低予算かつ費用対効果が高いと言われています。
しかしながらナイトレジャー・ナイトワーク系の広告審査が通りづらい傾向にあり、キャバクラの広告も審査が厳しいと言えるでしょう。
3.SEO対策
SEO対策とは、検索結果の上位表示させるための対策を言います。
検索してきたユーザーにアプローチするためには、検索画面の上位表示させることが必須。下位にいけばいくほど、ユーザーの目には留まりにくくなります。
特定のキーワードを上位表示させるためには、コラムをはじめユーザーへの情報発信が最適です。
ただし「東京 キャバクラ」といった検索回数が多いキーワードは競合と差をつけるには難易度が高く、SEO対策を講じてもなかなか結果につながりにくい可能性は大。
まずは「東京 キャバクラ 高級」といった3語以上の組み合わせのキーワードでコンテンツを作成すれば、集客力を伸ばしつつ自店のブランディングも行えるでしょう。
▼SEO対策については以下の記事で詳しくご説明しています。
4.MEO対策
MEO対策とは、検索結果で地図とともに上位表示させること。MEO対策を講じると通常の検索結果でも上位表示されるため、特定のキーワードで検索した多くのユーザーにアプローチが可能です。
MEO対策はまず「Google ビジネス プロフィール(旧:Googleマイビジネス)」に登録し、自店の住所や電話番号といった基本情報を入力します。
すると口コミや評価がユーザーによって入力され、上位表示される可能性が高まります。
一方でMEO対策では口コミで悪評が投稿されてしまう可能性も高く、上位表示させるには長い期間を要すると思っておきましょう。
とはいえ広告費・作業時間を抑えながら自店をアピールできますよ。
当サイトではMEO対策最適化サービスもご紹介しております。MEO対策を講じる際は、お気軽にご相談ください。
5.SNS
リアルタイムで情報発信できるSNSも、近年キャバクラ広告でも重要な位置を占めます。
SNS広告の大きなメリットは、費用を抑えながら情報を拡散できること。
特にSNSは「バズ」が起きれば多くのユーザーの目に留まり、認知度が上がり新規顧客の獲得に繋がります。
バズを起こすには、Twitter・Instagram・YouTubeとそれぞれの特徴を活かしながらアプローチするのがポイントですよ。
当サイトではSNS代行サービスもご紹介しております。ご興味がある方はお気軽にご相談ください。
▼以下の記事では、SNSを活用した効果的な集客方法をご紹介しています。
Webが苦手な層にもPRできるオフライン広告は4種類
無料案内所 | 繁華街や歓楽街にある案内所 |
雑誌・フリーペーパー | 特定の情報が集まった読み物 |
チラシ | 1枚刷りの印刷物で道行く人に配れる広告 |
看板 | 店頭や街頭に出し、街行く人の目を引く看板広告 |
キャバクラの利用者は必ずしもネット上で情報収集をするとは限りません。
キャバクラのユーザー層の中にはWebが苦手な方もおり、オフライン広告でのアプローチも必要となるでしょう。
昨今はビッグデータを基に特定の属性を満たすユーザーをターゲティングすることもできるようになり、オフライン広告も費用対効果を高められます。
広告効果の不透明さが改善されてきているため、オフライン広告にも手を出しやすいのではないでしょうか?
1.無料案内所
オフライン広告のひとつが、繁華街や歓楽街にある無料案内所です。
無料案内所は、自店がある商圏エリアを歩く顧客の獲得が見込める上、案内所にいるスタッフが自店に合うユーザーを送客してくれます。
飲み会のノリで利用する団体客の取り込みも期待でき、リーチできる母体数はオンライン広告には劣るものの併用する価値はあるでしょう。
▼以下では、無料案内所の広告費や選ぶポイントを解説しています。
2.雑誌・フリーマガジン
無料案内所よりも多くのユーザーの目に留まるのが、雑誌・フリーマガジンです。
ナイトレジャー系の情報誌に掲載できれば、「キャバクラを利用したい」と思うエンドユーザーへアピールできます。
広告の掲載箇所・期間・大きさによって広告費の変動がありますが、利用意欲の高いユーザーへのアプローチは可能です。
3.チラシ
見落としがちなチラシも集客が見込めるオフライン広告のひとつ。
チラシ広告は特に新規店の宣伝に適しています。
新規オープンはオンライン広告での効果がすぐには出にくいもの。一方、道行く人にチラシで店舗の存在を知ってもらえば興味を引け、来店に繋がる可能性は十分にあります。
顧客獲得のチャンスは店舗すぐ近くの路上にもあると言っても良いでしょう。
しかもデザイン費・印刷費は工夫次第で抑えられるため、チラシを配る場所と人を絞ることができれば費用対効果はグンと上げられます。
ただチラシを配るのは時間と労力を要するため、基本的にはチラシ配布代行会社へ依頼することも検討したいですね。
4.看板
看板を設置するだけでも、キャバクラは集客は見込めます。
なお看板は店頭だけでなく、街頭にも出すとより集客の効果は出るでしょう。
街頭看板は目を引くだけでなく道行く人に何度も見てもらえ、「せっかくだから行ってみよう」と利用意欲を搔き立てます。
キャバクラやホストが集まる新宿歌舞伎町も、さまざまな場所にキャバクラの看板がありますよ。
自店舗の状況や目的に合ったキャバクラ広告の選び方
キャバクラ広告は、オンライン広告・オフライン広告に大別しても9種類あります。
しかし全ての広告媒体にチャンレジしようとしても、費用も労力もかさみ逆効果となる可能性も否めません。
そのため自店に合った広告に絞って、アプローチしていく必要があります。
ここからは状況や目的別で、キャバクラ広告の選び方を解説します。
目標に対して圧倒的に実客が不足しているキャバクラ
集客目標に対して圧倒的に実客が不足しているキャバクラは、まず即効性が見込める広告を選びましょう。
即効性が見込める広告は、以下の2種類です。
- 広告ポータルサイト
- リスティング広告
広告ポータルサイトやリスティング広告の場合、露出の機会の増加が見込めます。露出の機会が増えれば自店は「ユーザーの選択肢」に入れるでしょう。
なお実客の入りが悪いと、接客の質が高いエースキャストの退店にも繋がりかねません。なぜなら客足が少ない店舗は売上が立たず、エースキャストも稼げなくなってしまうからです。
実客が少ないと感じたらできるだけ早めに広告ポータルサイトの掲載やリスティング広告の出稿を検討し、対策を講じてください。
当サイトではナイトワーク業種を専門とする集客向けの広告ポータルサイトをご紹介しております。ポータルサイトへの掲載を検討の際は、お気軽にお問い合わせください。
できるだけ広告費を抑えて集客したいキャバクラ
即効性より広告費を抑えて集客をしたいと考える場合は、以下のキャバクラ広告が選択肢になるでしょう。
- SEO対策
- MEO対策
- SNS
一部を除いた広告ポータルサイトやリスティング広告は、資金力がある店舗ほど有利なポジションを獲得しやすい仕組みです。
広告ポータルサイトへの掲載は即効性・持続性の面からしても外せませんが、毎月数万〜数十万の掲載費は避けられません。
ただ自身のHPでのコンテンツ発信を通してのSEO対策やMEO対策、SNSは時間と労力は必要であるもののコスト削減にはつながります。
特にSEO対策は知識が必要ですが、大手と異なるフィールドで勝負し独自のPRをしたいキャバクラ店にとってはうってつけの広告と言えるでしょう。
またSEO対策やSNS運用はポータルサイト上のルールに縛られることもないため、自店舗のブランディングを形成しやすいというメリットがありますよ。
当サイトでは安価なプランが用意されている広告ポータルサイトもご紹介可能です。コストを抑えた集客方法をお考えの方はお気軽にご相談ください。
キャバクラの求人におすすめの広告ポータルサイト3選
ここからはキャバクラの求人におすすめの広告ポータルサイトを3つご紹介します。
キャバクラで売上をあげるためには、キャストの質と数は重要です。
質の良いキャストが揃えば、お店自体の評判にもつながり新規客やリピーターの獲得ができるでしょう。
そのためにも求人系の広告ポータルサイトはいち早くキャストを確保するにうってつけのツールです。
1.【ほぼ全国】エリア名で求人を探す女の子にアプローチがしやすい『キャバクラウン』
『キャバクラウン』はほぼ全国のキャバクラ求人を紹介する大手ポータルサイトのひとつです。
キャバクラタウンの特徴は、「歌舞伎町ナイトワーク」「新宿ナイトワーク」といったエリアを含むキーワードでのSEOで上位にくる傾向にあること。
特定エリアで仕事を探すキャストへのアプローチは、同サイトがうってつけでしょう。
なおアドサーチを通してお申込みいただくと、1か月分の料金で関東エリアは2か月間、それ以外のエリアでは3か月間の掲載が可能ですよ。
広告費 | 55,000円~ |
2.【ほぼ全国】求職者の欲しい情報が簡潔にまとめられた『キャバイト』
『キャバイト』はキャバクラ求人に特化した求人広告ポータルサイトです。
キャバイトはプランによって男性の口コミが見られたり、求職者が気になる「給与・待遇面・お店の雰囲気・スタッフの情報」を実際の取材を通してポイントをまとめてくれます。
またお店との連携がとれており、急募キャンペーン情報をいち早く更新してくれるなど希望する人材が早めに確保できるでしょう。
広告費 | 33,000円~ |
3.【首都圏】安価な掲載プランアリ!『ガールズモア』
『ガールズモア』は求職者がエリアや条件で絞ることができるうえ、給与や時間が検索画面に出てきて条件で選びやすいのがポイント。
しかも同サイトは1か月20,000円〜掲載できるため、コストを抑えてポータルサイトへ掲載したい店舗におすすめです。
またサイトTOPで求職者にアプローチできるバナープランもあり、早急にキャストの応募をかけたい時にも適したサイトと言えるでしょう。
広告費 | 20,000円~ |
キャバクラの集客におすすめの広告ポータルサイト3選
集客におすすめの広告ポータルサイトを3つ厳選しました。
ユーザーの玄関口とも言えるポータルサイトは、SEO対策やSNSなどに比べると短期間で成果を得やすいのが特徴です。
またリスティングの審査が厳しい傾向にあるキャバクラ広告においては、ポータルサイトへの掲載は集客面でかなり有効と言えます。
1.【ほぼ全国】口コミ・体験談多数でSEO対策に期待大『ポケパラ』
日本各地のキャバクラ情報を掲載する『ポケパラ』は、キャバクラ広告ポータルサイトの中でも大手。
『ポケパラ』は口コミ・体験談の掲載が多い傾向にあり、顕在層の利用への後押しが期待できます。
ちなみに口コミが多いとSEO評価にも繋がり、検索上位表示が狙える可能性も十分。
またキャストのブログ掲載があるため、キャストを通しての集客も期待できるでしょう。
広告費 | ~462,000円 |
2.【横浜】800サイト以上の実績があるWeb制作会社が運営『ハマんナイト』
横浜・関内に特化したいなら『ハマんナイト』を検討してみてはいかがでしょうか?
同サイトを運営するのは800サイト以上の実績があるWeb制作会社。
SEO対策に関しても豊富な知識があり、効率的な集客に期待できます。
また同サイトは店舗情報のみならず求人情報とセットでの掲載となり、コスト削減にも適していますよ。
広告費 | 22,000円~ |
3.【広島】特典情報掲載で新規客が獲得しやすい『ウィリスト』
『ウィリスト』は広島に特化したキャバクラ広告ポータルサイト。
同サイトではユーザーが予算目安で検索できるため、ターゲティングや自店のブランディングも可能です。
また検索画面にはお店の特徴が簡潔にまとめられているほか、特典情報が掲載できるため新規客の取り込みにも大いに期待できるでしょう。
広告費 | 要問い合わせ |
キャバクラ広告を出稿する際に気を付けたい3つのポイント
ポータルサイトへ出稿する際、気を付けておきたいポイントが3つあります。
1.ビジュアル要素や文言などに関する制約が多い
キャバクラの広告において、ビジュアル要素や文言に関する制約は意外に多いと感じる方は少なくありません。
制約を受けるのは、性的表現や「No.1」「最高」といった最上級表現。
性的表現は文言だけでなく胸部を強調したビジュアルも制限の対象です。これはGoogleの広告ポリシーにも制限が明記されています。
性的表現はSEO対策に大いに影響するため、広告ポータルサイトでも避ける傾向にあります。
一方「No.1」「最高」は誇張表現とみなされるがゆえに、広告審査に落ちやすい表現です。
ただし「エリアトップクラス」「エリア屈指」といった表現に変えるだけでも、審査には通りやすくなりますよ。
2.広告の種類を問わず絶対に結果が出るとは限らない
広告の種類に問わず、絶対に結果が出るとは限りません。
広告の結果が出るには時間と労力・費用がかかることはあらかじめ覚悟しておいたほうが良いでしょう。
ちなみにポータルサイトでも掲載エリアや自店とのマッチングによっても、結果は大きく変わります。
またキャバクラは広告の制限を受けやすい業種ですので、どの広告においても結果を見ながら最適化していくことが成功への近道です。
3.実客獲得の反響が期待できるのはオンライン広告
オンライン広告・オフライン広告とさまざまな広告がありますが、実客獲得の反響に期待できるのはオンライン広告です。
というのも、キャバクラの来店は周りに隠しておきたいユーザーは少なくありません。
また飲み会の二次会といった突発的な利用もあります。
オフライン広告は看板以外は手元に残る広告。そのまま捨てられてしまう可能性も否めません。
ゆえに、キャバクラはオフライン広告が適しているとは言えません。
一方オンライン広告の場合、一度配信すれば多くの目に触れる可能性は高く、効率的な集客が可能です。
▼オンライン・オフラインに大別されるキャバクラの集客方法、それぞれのメリットとデメリットは下記の記事で詳しく解説しています。
キャバクラで広告を出稿するなら、まずオンライン広告に力を入れるべきでしょう。
まとめ:キャバクラは効率面でもオンライン広告が適している
キャバクラに適した広告はポータルサイト・SEO対策・MEO対策・SNSといったオンライン広告です。
求人・集客ともにリーチできる母体数が長けており、新規顧客の獲得にも大いに期待できます。良質なキャストを揃えて来客数を増やせれば、売上に繋がるハズです。
効率面から考えてもオンライン広告は集客・求人ともに適していますが、早急に結果を出したいならまずはポータルサイトの掲載を検討してみましょう。広告の選定は経営面にも大きな影響を及ぼします。
▼キャバクラ経営者の年収目安と失敗を防ぐコツは、次の記事で詳しく解説しています。