キャバクラ経営は独立志望者におすすめ!年収の目安と失敗を防ぐコツ

一般的に小資本で開業でき、経営も比較的容易で儲かりやすいため独立志望者の方におすすめだと言われているのがキャバクラの経営。

独立したいけど、キャバクラの経営ってどうなんだろう?

実際キャバクラってかなり儲かるの?

実際のところ出店エリアやテナント、経営方針などによって年収はピンキリ。必ずしも開業した全員が高年収を獲得できるわけではないのが現実です。

キャバクラの経営で成功をおさめるためには、事前に知っておくべき知識ややるべきことが数多くあります。

そこでこちらの記事では、キャバクラ経営の要点から年収の目安、儲かる仕組みなどを網羅的にご紹介します。

失敗しない経営方法や注意点も併せて解説していますので、これからキャバクラ経営を検討している方は必見です。

目次

独立志望者にキャバクラの経営がおすすめな3つの理由

キャバクラの経営イメージ

独立志望者にキャバクラの経営がおすすめだとされる理由は、主に以下の3つが挙げられます。

1.小資本でも開業可能な実店舗ビジネス

キャバクラは小資本で開業可能な実店舗型ビジネスだとされています。

ただし、一等地以外のエリアかつ居抜き物件であることが前提です。その場合、開業資金の最低目安はおおむね500万円程度。

500万円の内訳として内装工事費や備品代、広告費などが含まれますが、その中で最もウェイトを占めているのが「物件取得費」です。

初期費用のコストダウンをはかるには、この物件取得費をどれだけ抑えられるかが要となってくると言えます。

開業後にまず回収しなければならないのが初期費用になりますから、営業を軌道に乗せるためにはできるだけ少額で済む物件を精査しましょう。

▼キャバクラの開業資金については、下記の記事で詳しく解説しています。

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2.サービスの利益率が高く儲かりやすい

店舗の規模感によって異なりますが、キャバクラはサービスの利益率が高く儲かりやすいため投じた資金の早期回収が見込めます。

利益率とは、企業や投資の収益性を示す指標のことです。つまり「会社がどのくらい儲かっているか」を判断するものになります。

利益率が高い場合は収益性が高く、逆に低い場合は収益性が低いと言えます。

利益率は、企業の利益を売上高で割った割合(=利益÷売上×100)として算出できます。

これを基に、キャバクラの主要な収益源であるドリンクを例に利益率を考えてみましょう。

例)原価100円・販売価格1,000円のドリンクの利益率

・利益=900円
 ※利益(900円) = 売上(1,000円)−費用(100円)

・利益率=90%
 ※利益率(90%)=利益(900円)÷売上(1,000円)×100

以上から、例示したドリンクの利益率はかなり高いことがわかります。そのためドリンクが注文されればされるほど、売上高と利益が拡大し儲かっていくというわけです。

一般的に飲食店の利益率は10%程度と言われていますので、キャバクラの利益率は相対的に高いと言えます。

3.余剰在庫による資本の固定化がない

当然ですが、キャバクラは小売業や卸売業のように実物としての商品を販売するビジネスではありません。

したがってキャバクラ経営では余剰在庫による資本の固定が生じないのが大きなメリットだと言えます。

一方、在庫を持つことには、以下のようなデメリットがあります。

在庫の陳腐化・劣化需要の変動や劣化が生じる商品は保管期間中に価値を失う可能性がある
保管・管理コストの増加倉庫や設備の維持費、在庫管理や監視の人件費など保管にかかるコストがかかる
資金の拘束在庫が動かないとキャッシュフローが滞り、資金不足に陥る可能性がある
価格変動のリスク市場価格が下落すると、在庫の評価額も下がり損失を被りやすい

このように、余剰在庫を持つと経営において様々なデメリットをもたらす可能性があります。

もちろんキャバクラでもドリンクを提供したり、場合によっては軽食を提供したりするため常に多少の在庫は持つでしょう。しかし、基本的に利用客の目的は飲食ではなく「キャスト(女の子)」です。

キャバクラのビジネスモデルにおいて重要なのはキャストとの疑似恋愛の提供になりますから、資本の固定化はほとんど行われません。

なお、おしぼりやナプキンなど接客で使用する備品についてもストックは必要ですが、消耗品ゆえに捌けるもの早いので余剰在庫に悩まされることはないでしょう。

年収はピンキリ!キャバクラは多店舗経営が成功の鍵

キャバクラ経営者の年収については実際気になるところかと思います。はっきり申し上げますと、キャバクラ経営は素人でも稼げはしますが年収はピンキリです。

出店エリア年収目安(アッパー)
首都圏や繫華街多店舗経営により1億円も狙える
地方都市人気エリアなら5,000万円も可能

上記からも分かるように、出店エリアによって年収に大きく幅が出るのです。このことを踏まえた上で、キャバクラ経営の年収について詳しく見ていきます。

経営者の具体的な年収は営業利益の使い方次第

「キャバクラ経営は稼げる」と前述しましたが、稼いだお金の使い道によっても年収は大きく異なってきます主な営業利益の使い方としては以下が挙げられます。

  • 自分の取り分にする
  • キャスト・スタッフに還元する
  • 店舗内装や設備を充実させる
  • 広告・宣伝費用に充てる
  • 負債の返済に充てる

「自分の取り分は少なめで、キャストの働きやすさを重視したい」「宣伝費を増やして新規客を増やしたい」「初期費用のために借りたお金の返済をしたい」など、経営方針や考え方は人それぞれ。

そのため、たとえ同じだけ売上があったとしても年収が同じになるとは限らないのです。

経営する店舗が増えるほど売上は層状に厚くなる

年収1億円を狙うのであれば、一店舗が成功した段階で複数店舗の経営を行うのがベストです。

多店舗経営は収益の多様化やブランド価値の向上、経営コストの効率化、リスクの分散など多くのメリットがあります。

特に売上については当然層状に厚くなっていきますので、成功している経営者ほど経営店舗数は多い傾向にあると言えます。

さらなる初期投資が必要にはなってきますが、将来成功するための手段として多店舗経営を視野に入れてみるのも良いでしょう。

首都圏や繫華街の年収目安は500万円~1億円

都内の繫華街の店舗における推定年収は、大体500万円から1億円と言われています。かなり幅がありますが、これは前述した出店エリアによる差によるものが大きく影響します。

つまり新宿の歌舞伎町や六本木などの人気エリアに店舗を置くだけで、稼ぎやすさは段違い。しかし競合店も多いため、戦略を練り他店との差別化を図る必要があります。

さらに、都内には多くの繁華街があり系列店同士のカニバリゼーションを避けやすいのも利点です。

そのため複数店舗の経営は比較的容易であり、高年収の可能性が高まるでしょう。

ちなみに都内周辺の店舗の場合は500万円から2,000万円程度と言われています。

このエリアではしっかりとターゲティングを行い、いわゆる「常連」を上手く獲得し定着させることが成功の鍵。

固定客が多いほど安定した売上を得られますから、当然年収も安定しやすいです。

ただし都内や都内周辺はテナント料やランニングコストが高くなりやすいため、慎重な判断が求められます

地方都市エリアの年収目安は500万円~5,000万円

地方都市エリアの推定年収は500万円~5,000万円ほど。

一口に地方と言っても大阪や福岡、札幌などといった主要都市は有数の人気エリアです。都内ほど競合店も多くないため、一店舗のみの経営でも十分高年収を狙えます。

人気エリアであれば客足も少なくはないですし、地元のニーズに合致していれば固定客もつきやすいでしょう。さらに、出張でやってきた人や観光客などの流入も見込めます。

しかし地方でも人気エリアはテナント料を始めとした経費が高額の傾向にありますので、注意が必要です。

キャバクラの経営前に知っておきたい4つのポイント

キャバクラの経営前に知っておきたいポイントは、以下の4つです。

  • 出店場所とコンセプトの選定
  • 各種手続きと資格取得を行う
  • 集客に力を入れる
  • 失敗すれば早々に撤退の可能性あり

各ポイントについて、以下で詳しく見ていきましょう。

1.出店場所とコンセプトの選定が最も重要

最も重要なのが出店場所とコンセプトの選定です。

内装の雰囲気や採用するキャストなどの選定にも関わる部分になりますので、早い段階で検討しましょう。

決め方は大きく以下の2つに分けられます。

①コンセプトを元に出店エリアを決める

コンセプト例

お金に余裕のあるサラリーマンや経営者が利用する高級志向キャバクラ

出店エリア決定
  • 大手企業や富裕層が多いエリア
  • 飲食店が多いエリア

②出店予定エリアの競合調査を元にコンセプトを決める

出店予定エリア例

新橋

競合調査

  • どんなお店が人気なのかを見極める
    例)飲み会や仕事帰りのサラリーマンが気軽に寄れるお店
  • 差別化できる部分を見極める
    例)料金設定・キャストの年齢や雰囲気 など

コンセプト決定

競合調査の結果を反映させたものにする
例)料金は安めで若いキャスト中心のカジュアルな雰囲気のお店

キャバクラ経営においてのベースになりますので、自分の希望と現実の擦り合わせをしつつ慎重に検討を重ねましょう。

2.経営する際に必要な手続きと資格がある

キャバクラを経営する際には、もちろん資格と手続きが必要です。必要な資格は以下の2つとなっています。

食品衛生責任者防火管理者
概要・食品衛生法に基づき食品の衛生管理を担当する
・1店舗につき1名以上必要
・消防計画の作成と防火対策を行う
・甲種と乙種の2種ある
※延床面積(300平米以上または未満)によって異なる
取得方法「食品衛生責任者養成講習」を受講することで取得可能「甲種防火管理新規講習」「乙種防火管理講習」「甲種防火管理再講習」のうちいずれかの受講で取得可能
受講料受講料は各自治体によって異なる受講料は7,000円程度

また、必要な許可については以下の2つです。

風俗営業許可飲食店営業許可
概要風俗業を営むために必要な許可
※キャバクラは「社交飲食店」に分類
飲食業を営むために必要な許可
提出書類所轄の警察署へ申請書や関連書類を提出申請書や店舗設計図などを保健所へ提出
※審査後に営業許可書が交付
手数料手数料は24,000円手数料は16,000〜19,000円程度

上記をまとめると、キャバクラを開業する際にはまず「食品衛生責任者」「防火管理者」の資格を取得した上で、「風俗営業許可」と「飲食店営業許可」を得る流れとなります。

コンセプトや出店形態によってはこの他にも必要な手続きや資格もあるため、事前にしっかりと調査しておきましょう。

3.集客に力を入れなければ実客は入らない

売上をアップさせるには、必ず集客に注力するべきです。

キャバクラの集客に最も効果的な広告手法としては、Web媒体を用いたオンライン広告が挙げられます。

これは、キャバクラの利用を考えているユーザーの多くがGoogle検索やSNSなどのオンライン上で情報収集を行っているのが大きな理由です。

そのためオンライン広告が主流になり、紙媒体や無料案内所といったオフライン集客の機会が減少しつつあります。

さらに、路上でのキャッチ行為を制限されるエリアが増えているのも影響を与えていると言えます。

したがって、Web媒体を用いたオンライン広告は効率的に大多数へアプローチできる手段なのです。

▼具体的なキャバクラ広告の選び方と営業・求人別のおすすめ媒体は、次の記事で詳しくご紹介しています。

4.早々に撤退を余儀なくされる場合もある

経営が上手くいかなければ、数年と経たずに撤退を余儀なくされる場合もあります。

当然ですが、経営している以上在籍しているキャストやスタッフに人件費を払わねばなりません。

キャバクラは人件費が高いため、お客さんが集まらず売上が立たない場合は即座に赤字となってしまうのです。

キャバクラ経営は成功しやすいと言われていますが、失敗して店を畳む人も少なくないことはあらかじめ念頭に入れておきましょう。

▼キャバクラの集客方法については、下記の記事で詳しく解説しています。

開業後が本番!キャバクラの経営失敗を防ぐ6つのコツ

キャバクラ経営失敗を防ぐコツイメージ

無事にキャバクラを開業したらゴールではありません。

経営を成功させるためには、まず失敗を防ぐコツを隅々まで押さえておきましょう。

1.デッドラインとなる損益分岐点を把握

キャバクラ経営で重要な指標として利益率を挙げましたが、もう一つ把握すべきものがあります。それが「損益分岐点」です。

損益分岐点とはいわゆる「赤字ライン」と呼ばれるもの。経営を失敗に終わらせないよう維持していくには、このデッドラインを下回らないことが求められます。

このラインの算出方法について説明していきます。まず、固定費と変動費について理解しておきましょう。

固定費変動費
売上高に関係なく一定金額がかかる費用売上高に比例して変動する費用
例)賃貸料や管理費・変動費以外のもの例)原材料費(ドリンク代)や人件費

変動費は売上に比例して変動するため、売上に対する比率で考えます。

変動費率=変動費÷売上×100

以上を踏まえて、実際に赤字ラインを算出してみましょう。

例)1杯の売上高1,000円のドリンクの場合

固定費:200万円/月
変動費:50円

赤字ライン(損益分岐点売上高) = 固定費÷{1-(変動費÷売上高) }
=200万円÷{1-(50円÷1,000円)}
=約211万円

この場合、赤字ラインの売上は211万円であるのが分かります。

損益分岐点を把握することは、事業計画や収益性の評価においてきわめて重要です。

損益分岐点を超える売上高であれば、当然さらなる利益を上げることができます。逆に、損益分岐点を下回る売上高では赤字となるわけです。

損益分岐点の把握は、料金設定や費用管理、営業戦略の立案などに役立ちます。したがって経営者は損益分岐点を常に意識し、収益の確保に取り組む必要があります

2.正しい売上目標に向けた営業活動を行う

キャバクラの経営失敗を防ぐために、正しい売上目標に向けた営業活動も必須です。

売上目標とは、特定の期間内に達成したい売上高の目標を指します。売上目標は営業活動において重要な指針となるものです。

正しい売上目標を設定しておけば、目標を達成するために必要なアクションや施策を検討し、適切な戦略を立てやすくなります。また改善点の抽出や実行も容易になるでしょう。

さらに、営業活動における日々のモチベーション維持も望め、売上の低下を防ぐ効果も期待できます。

ただし設定する際は、努力すれば達成できそうな売上目標にすべきです。

現実的に考えて達成不可能な目標を掲げても、達成するまでのプロセスがイメージしづらくモチベーション低下に繋がりかねません。

また、目標未達となった場合に今後の気力が削がれてしまう可能性もあります。

店舗の成長ならびに収益性の向上のためには、正しい売上目標を設定しておくのが大切です。

3.コア業務の効率化とコスト削減に努める

キャバクラ店の経営者自らがコア業務を担う場合は、常に効率化とコスト削減の意識を持ちましょう。

この場合、業務は多岐に渡ります。

ホールに出てウェイター業務やお客さんの付け回しをしたり、スタッフやキャストの教育や勤怠の管理、給与計算をしたりなど、店舗運営に関わる全ての業務をこなさなくてはなりません。

そのため以下のような効率化を図り、業務の回転率を改善していく必要があります。

  • 業務のマニュアル化
  • 業務プロセスの見直し
  • 従業員へのスキルアップ研修
  • チームワークの強化
  • デジタルツールやソフトウェアの導入 など

また、併せて人件費以外のコスト削減・固定費削減を求められます。再検討すべきポイントは以下になります。

  • 光熱費の節約・契約会社の見直し
  • 賃貸料やリースなどの長期契約の見直し
  • 消費税節税のための従業員外注化

以上を実行すれば、業務効率化はもちろん年間で大幅なコスト削減・利益上昇が見込めると言えます。

特に複数店舗を経営している場合は削減率はアップしますので、常に注力するようにしましょう。

4.集客は新規に依存せずリピーター獲得も意識

集客での失敗を防ぐには、新規客に依存せずリピーター獲得を狙っていくのが良いでしょう。

常に安定した収益を得るには、リピーターの獲得が必要不可欠。

何故ならリピーターが多いほど、販売コストの削減やブランドロイヤルティの構築、顧客満足度の向上などが期待できるためです。

具体的な方法として、以下が挙げられます。

ニーズに合ったサービスの導入好みのキャスト・店内の雰囲気
SNSやホームページ上での情報更新出勤情報・イベント情報
割引やキャンペーンの実施割引チケット配布・リピーター特典
指名獲得キャストの定着率アップ給与や待遇の向上・信頼関係の構築
キャストの在籍数・出勤日数の確保求人広告の活用・採用基準の見直し

新規客の獲得ももちろん大切ですが、長期的に考ればリピーターの多さはキャバクラ経営において非常に大きな強みとなります。

集客を行う際は、リピーター獲得について意識しておくのが重要です。

5.オフィシャルHPやSNSも活用して露出を増やす

集客力を高めるには、オフィシャルHPやSNS(オウンドメディア)も活用して露出を増やしていく必要もあります。

自社で運営・保有するメディアをオウンドメディアと言い、自社で発信内容をコントロールできるのがメリットです。

内容や公開時間の制限がなく柔軟に情報発信可能なため、自店舗のブランディングも行えます。

特にSNSはリアルタイムで情報発信と拡散が行われるため、「バズ」が起これば集客にも影響しやすいメディアです。

季節のキャンペーンの告知や新人キャストの入店情報、キャスト個人のプライベートな投稿、店舗の紹介動画など、発信内容は多岐にわたります。

自店舗の認知拡大はもちろんですが「たまたまSNSで見かけて気になったから」「キャストの写真を見て、実際に会ってみたいと思って」など、新規層が気軽に来店してもらえる機会も生まれやすいでしょう。

集客力のある店舗にするためには、オウンドメディアの活用はマストです。

ホストクラブ経営ナビでは、ナイトワーク業種を専門とするWeb制作会社もご紹介可能です。競合他店に埋もれないオフィシャルHPをリリースしたいとお考えの方は、お気軽にお問い合わせください。

6.キャストの採用活動とマネジメントも重要

キャストの採用活動とマネジメントも、キャバクラ経営において重要なポイントです。

キャバクラの要は当然キャスト。特に指名客の多いキャストは安定した集客には欠かせません。

お客さんを呼べるキャストがいなければキャバクラの経営は成り立ちませんから、まずはたくさんのキャストを集めるのが肝心です。

しかし、有名店であってもキャストの採用は苦戦するもの。

たとえ求人広告を出しても、人気キャストになるような人材は大体好待遇や高時給といった条件の良い店舗を選ぶでしょう。

とはいえ、待遇や給料を改善するにはコスト面での限界もあります。そこで大事になってくるのが人気キャストの育成と恒常化です。

指名客が少ないキャストでも、アドバイスやサポート次第では人気キャストになる可能性があります。人気キャストとして結果が出れば、モチベーションも高まり短期間での退店も防げます。

以上のことから、キャバクラの成功には魅力的なキャストの採用と育成が不可欠だと分かります。

人材を確保し、キャストのスキル向上と満足度向上に注力することで、集客や利益の増加、店舗の安定的な経営を実現できるでしょう。

まとめ:キャバクラ経営で成功すれば高年収も実現可能

キャバクラの経営について解説しました。おさえておくべきポイントは以下の通りです。

  • 年収1億円を目指すなら繁華街で複数店舗経営が望ましい
  • 常に赤字ラインを意識し収益を確保する
  • 業務の効率化とコスト削減を意識し実行する
  • 広告やSNSに力を入れ集客力アップ・リピーター獲得に取り組む
  • キャストの採用と人気キャストの育成に注力する

以上の取り組みを継続的に行うことで、キャバクラの経営において持続的な成功を目指せるでしょう。

キャバクラは開業に至るまでにたくさんの労力やお金が必要となります。そのため開業した時点で達成感を覚えるかもしれませんが、実際は開業してからが本番です。

これからキャバクラ経営で成功したいと考えている方は、ぜひ今回の記事を参考にして検討するのをおすすめします。

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この記事を書いた人

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